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高林寺(こうりんじ)は、奈良県奈良市井上町にある、融通念仏宗の寺院(尼寺)である〔『日本歴史地名大系. 第30巻 (奈良県の地名)』 (平凡社 1981年) p.514〕。檀家を持たないが、多くの信徒の信仰を集める〔奈良市史編集審議会編『奈良市史 社寺編』、吉川弘文館、1985、p.168〕。 == 歴史 == 当寺の元は、宝亀年中に藤原魚名の娘が中将姫に仕え尼となり、現高御門町の居室を尼寺となし、中将姫の父・豊成の廟塔を守ってきたものである〔高林寺略縁起〕〔。 が、治承4年(1180年)に平重衡の南都焼討によって焼失し、永く再興されなかった。東大寺三昧堂旧本尊の千手観音像は、昔高林寺本尊であったという〔〔。 天文3年(1534年)に、現在の地に尼室を移し、寺を再興した〔。この地はもとより、豊成卿の屋敷跡であったとも言われ〔、豊成卿の廟塔があったという〔。その際、浄土真言兼学より、融通念仏宗に改宗した〔〔。 奈良茶人で連歌師の北端宗陳も、この寺の北端に住んでいた〔〔。 文化年間に寿保尼を迎えて、寺運栄え発展していったと言われる〔〔。寺では寿保尼を中興初代とし、7代寿明尼は本堂・門など寺観の整備に尽力した。現在は中興9代目となる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高林寺 (奈良市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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